コラム/海外レポート

2017.12.01

設計開発力の強化による企業収益改善に向けて

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執筆者:

柴田 明尚

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この記事は5年以上前に掲載されたものです。掲載当時の内容となりますのでご了承下さい。

製品の品質とコストは、その80%が設計段階の取り組みで決まると言われています。また最近の短納期ニーズの高まりにより設計主導の開発リードタイム削減が強く求められています。それに対し実際の設計現場では、恒常的な忙しさにより手戻り多発・コスト未達・手離れ遅れ等の悪循環による設計開発「負のサイクル」に陥っている状況が散見されます。その対策として、設計部門の「設計力」強化はもとより、企業の総合力である「設計開発力」強化に対する経営層の関与が必須とされるのです。

会社の生き残りをかけた「設計開発力」強化戦略の重要性は理解されるものの、日々の業務で目一杯の設計部門の現状を見て、手前の橋を渡ることを優先してはいませんか。そこにはモチベーションの低下による優秀な設計者の離職リスクも危惧されます。また近年の「技術者売り手市場」や「働き方改革」のワークライフバランス意識が高まるなか、設計者のリソース&MPの増強は容易ではなくまたそれは固定費増加による利益の圧迫に繋がります。

これに対して、先進的な業界の取り組み事例から作成した「設計開発力」ベンチマークを使って、各社の現状把握とあるべき姿を定義し、そのギャップ分析から「設計開発力」強化戦略を策定する手順と手法をわかりやすく伝授する技術セミナーを開講しています。

また経営革新セミナーでは、設計者のモチベーションとスキルの向上による企業収益改善の為に、経営者が何をすべきかについてお話させて頂いております。最強の設計開発部門が利益を創るのです。

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