1日工場診断事例

キングパーツ株式会社様

トップとコンサルタントの現場に対する見解が工場診断結果で完全に一致 絶対的な信頼感を元にコンサルティングの導入を決定

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ドイツで開発された低炭素鋼の鋳造法「ロストワックス精密鋳造技術」において、日本でトップクラスの技術力を誇るキングパーツ株式会社では、全ての製造工程を担当する鋳造部の改革が経営の重要課題として認識されていました。経営革新を進める中、何故か鋳造部の数字だけが拾えないことにトップが疑問を持たれたことが、全ての活動のスタートとなりました。

【背景と課題】
「指標」をテーマとしたセミナーへの参加が活動導入のきっかけとなる

 平成26年の創業50周年を経て、更なる成長の軌道を描くため、私が重要課題として認識していたテーマは"鋳造部"の変革でした。当社の鋳造部は本社敷地内に有り、勤務する従業員は約200名で内180名が正社員です。
 鋳造部は一般の工場における製造部門にあたり、①WAXモデル成型②WAXモデル組立③鋳込み⑦熱処理⑧表面仕上げ⑨鋳造品検査というロストワックス製品の製造工程全てを鋳造部が担当しています。私は全社の経営改革を推進する中で、何故か鋳造部の数字だけが拾えないことに疑問を持っていました。仕事の受注も多く、残業して沢山の製品を作っているのに利益が出ていない。
 おそらく数字の扱いに問題があるのではと考え、鋳造部に数値的な指標を導入する構想を練っていたところ、ちょうどタイミング良く、テクノ経営総合研究所から「指標」をテーマにしたセミナーの案内をいただいたので、鋳造部での課題解決に向けた参考になればとの思いからセミナーに参加することにしました。そしてこのセミナーで講師を務めていたコンサルタントの平井さんとの出会いが以降の活動に大きな影響を与えることになりました。

【選定と導入】
工場診断で現場に対する見解が一致し活動導入を決定

 初回のセミナー受講以降、結局計3回平井さんのセミナーに参加し、その考え方、人柄などが当社の社風やニーズとマッチングするかを慎重に見極めさせていただきました。その後受けた工場診断の結果について、私と平井さんの現場に対する見方、考え方が完全に一致したことから、鋳造部へのコンサルティング導入を決意しました。
 改善活動の実施にあたっては、工場全体を変革する必要があると考えていたのですが、その変革は現場に対して視点が固定化された内部の人間には困難との判断から、自分と意見が一致し、社員に対して人間的に伝わる力を持っている外部のコンサルタントに依頼することを決めていました。その点において平井さんはまさしく私の考えていたコンサルタント像そのものであり、平井さんへの絶対的な信頼感がセミナーと工場診断を通じて自分の中で確立できたことが、コンサルティング導入決定の最大の要因といえます。
 2016年10月の活動スタートにあたっては、社員と平井さんがコミュニケーションを深める機会を意図的に設けました。これは当社が以前コンサルティングを導入した際の経験から、当時を知る社員からコンサルタントへの拒否反応や警戒心があっては活動推進の支障になるとの考えによるものです。社員が平井さんの人柄を知り、平井さんが当社に馴染んでもらえれば、必ず活動は上手く進めていけると確信を持っていました。
 実際に活動スタート当初は、かなり警戒心を持っていた社員も、活動が進む中で、平井さんが毎回それぞれの取組みに成功例を見つけてくれ、自分たちの仕事の効率が上がり、楽になったことが実感出来て、活動への共感が深まり、活動のベクトルを共通化することができるようになっていきました。鋳造部の13工程全てが指標を持ち、数値化の素晴らしさを実感できたのではないかと思います。その後活動は2018年から新たなフェーズに入っており、現在は技術・開発センターを対象として、新工場の立上げ、生産性指標を用いた効率管理の仕組みづくり、リーダーの育成に取組んでいます。今後も平井さんと共に、当社の持続的成長に向けた、企業価値向上のための取組みを推進していきたいと考えています。

 テクノ経営総合研究所では今後も経営革新セミナー、1日工場診断を通じて、企業変革のきっかけをつくるための活動を推進してまいります。


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