求職者の皆さんの疑問やお悩みをQ&A形式でご紹介します。
コーディネータ
佐藤 聡太朗SATOU SOUTAROU
2021年10月入社
東北事業部 東北カンパニー
佐藤 聡太朗
前職は出身地の宮城県で、金融機関に勤務していました。
仕事内容は主に外回りの営業の仕事です。
企業様や個人事業者の方々に融資のご提案などをしていました。
まず会社説明会に参加させていただきました。そこで説明を聞いて、製造業に特化したコンサルタント会社であることと、指導方法について他社との差別化が図れていること、創業40年以上の歴史と4,000件以上のコンサルティング実績があることを知り、歴史、実績とも申し分ない会社だなという印象を持ちました。
金融機関とコンサルティングファームとでは、業種的に畑違いにはなるのですが、前職では融資のお話だけでなく、ニーズが合致したお客様同士を結びつけるビジネスマッチングの業務もしていましたから、そこでの経験が少なからず活かせるのではと考えて、コンサルティングという仕事に興味を持ちました。
前職では建設業者さんやシステム開発の企業様など、いろいろな業種のお客様を担当しましたが、製造業のお客様にはまったく対応したことがありませんでした。
会社説明会でのお話では、他のコンサルティング会社との違いというところが非常に印象深かったですね。他社の一般的なコンサルティングの方法と、テクノ経営のコンサルティングの手法とを分けて説明してもらったのですが、そのなかでも特に、コンサルタント自身が(企業改革の)道を切り拓くのではなく、クライアント企業のスタッフの方々が考えて自ら道を切り拓くサポートをさせていただくというところに大きな共感を得ました。
転職に関しては、家族や身近な人から少なからず反対はありました。
ですが、しっかりとした実績がある会社だということを理解してもらうことで安心して納得してもらいました。
入社して約半年になりますが、「これは大変だったな」ということが大きくふたつありました。
ひとつは製造業に関する知識がまったくなかったことです。
これは今現在も、完璧に問題を乗り越えられたというわけではありませんが、上司に教わったことを即実行に移すことで徐々に知識を深めているところです。
例えばExcelで用語集を作るとか、製造業に関する書籍を読むとか、あるいは当社で行っているコンサルタントによるセミナーを視聴してみるなど具体的な方法をいろいろと教わりましたので、それらに積極的に取り組んでいます。
あとは実際に企業訪問や「1日工場診断」への同行、実際の指導現場に同行させてもらうことで知識の吸収を図っています。
もうひとつ大変だったところは、結果がすぐに出なかったことですね。結果が出ないと、やはり悩みますし、気分も落ち込みます。
そんなときに上司の方々から「こういうやり方もあるよ」とか「こういうところを改善するといい」という具体的なアドバイスをしていただいたので、それに一つひとつ取り組み、コンサルタントにも協力をしていただいて、徐々に結果が出るようになってきました。
会社説明会に参加した時から、ものづくり企業の支援のきっかけになりたいと考えていましたので、「1日工場診断」のご依頼を初めてお受けしたときには、鳥肌がたつほど嬉しかったですね。
そのお客様には、最初にDMを送付し、その後、電話でのアポイントでご訪問をさせていただくお約束をいただきました。
一日の仕事の流れは、出社後、訪問アポイントをとる電話から始めます。あとはDMを送付する企業様の抽出のための企業調査をします。訪問アポイントが取れた日は、その企業様にお伺いし、ご面談をしていただくという流れです。
お客様のところに単独でお伺いするようになったのは入社3カ月目あたりからですね。
コーディネーターとして、営業目標は一日も早く達成したいと思っていますが、まずは地に足をつけて、機会をいただいた面談の一つひとつを大切にして、少しでもテクノ経営のコンサルティングに興味を持っていただけるように努めています。
平日の業務を頑張れば週末はしっかり休めますので、趣味のスポーツ観戦を楽しんでいます。実際にスタジアムに観戦に行くこともありますし、オンデマンド配信サービスを利用して自宅で楽しむこともあります。
私は、営業活動には正解がないと考えていますから、こういう適性があればいいのではないかということは、挙げればきりがないのかなと思います。
ただ、私自身が今、強く感じているのが、その場の判断をいかに最適に、いかに早く下せるかというところが大切ではないかと思います。そして気配りができる人。こういう人がわが社のコーディネーターに向いているのではないかと思います。
自分自身も、まだ、お客様が何を求められているのかを察して、それについて的確で素早い判断ができないところもありますので、早くそういうことがうまくできるようになりたいと思っています。
私は現在、28歳という年齢ですので、今後の「のびしろ」という部分では非常に期待をしていただいていると感じています。それに応えるためには、どんどん経験を積んでいくべきだと考えています。
事業部の方々からも、失敗してもいいから、どんどん経験を積んでいくようにアドバイスをいただいていますので、積極的にいろいろなところに飛び込んでいこうと考えています。
とにかく上を目指したいので、将来は部長クラスの仕事ができるようになりたいですね。
入社前は、正直なところいろいろな不安がありました。
しかし、いざ入社してみますと、人生経験豊富な方々がたくさんいらっしゃって、非常に心強い職場だなと感じています。
そういう先輩方がご自身の成功体験や失敗体験を私たちに還元してくださいますし、なりより自分が今、何をすべきなのかを私自身に考えさせながらも明確に示してくれる職場だと思っています。
安心して飛び込んできていい環境だと思いますので、ぜひエントリーをしていただければと思います。
コンサルタント
沢田 悠介SAWADA YUSUKE
人と現場の意識を改革し、企業を変える。その過程に関われるのがコンサルタントの魅力!
2016年1月入社
西日本事業部 西日本第1カンパニー
沢田 悠介 本部長
ものづくり現場の経営革新を支援して40年。成果を生み出し続けるテクノ経営総合研究所の「実践コンサルティング」には、それを支えるコンサルタントという存在があります。
クライアント企業の業務改善という舞台で活躍する先輩コンサルタントに、現在の仕事を選んだきっかけや、やりがいを聞いてみました。
前職は食品会社でライン管理や現場業務に携わり、いろいろなことを経験しました。会社の仕組みを変えるため新規部署立ち上げの中心メンバーに選抜された経緯などもあり、徐々に業務改善活動に取り組む役割にシフトしていきました。
そのうち、食品業界という狭い視野ではなく、もっと違う業種や業態の業務改善活動はどう進めるのかなということに興味を持ちはじめました。
別業種の会社に転職して、そこで業務改善に取り組むという考え方もありました。
しかし、コンサルタントという道に進み、いろいろな企業のご支援に関わったほうが、より幅広い経験が積めるのではないかと考え、「コンサルタントになる」と決めてから転職先を探し、縁あってテクノ経営総合研究所に入社しました。
他社の選考も受けていたのですが、いわゆる経営コンサルタントの仕事より製造業の現場で業務改善に関われるテクノ経営の仕事内容のほうが面白そうだと感じ、それが入社の決め手となりました。
今は、転職を決めた際に自分のやりたかったことが出来ていますので、選択は正しかったと感じています。
コンサルタントの仕事は、成果を出すためにクライアントをご支援することです。狙い通りに成果が出せ、またその成果に対してクライアントにご満足いただけたときには非常に達成感があります。数字の成果が出せたときはもちろんですが、ご支援をさせていただくなかで、クライアント企業の社員の方々の意識が変化し、人材が育っていくのを感じられるのはコンサルタントという仕事をしているからこそ味わえる大きな喜びです。
そういった好ましい状況まで業務改善を進めるには、どういったご支援をすればいいのかを考えるのが、この仕事のやりがいであり、醍醐味だと思っています。
ただ、業務改善をご支援するのは人に関わる仕事です。活動の意義をご理解いただけず人が動かなかったり、クライアントの組織変更等の事情で活動が足踏みしてしまうこともあります。そんなときに次の一手を考えるのは非常に難しいことです。しかし、その「次の一手」を諦めず考え抜くことが、自分自身の大きな成長につながると考えています。
また2~3か月、先輩に同行しての仕事を経験した後は、基本的に単独でクライアントをご支援することになります。当然、最初は不安もありますが、そこでのあらゆる経験も自分の力になるので、挑戦のしがいがあります。
ただ、月に一度の会議などで先輩方にも相談できるので、その点でも恵まれた環境だなと思っています。
複数のクライアントを受け持ち、一つひとつ真剣に業務改善をご支援するコンサルタントの仕事は、一見ハードなものにイメージされがちです。
たしかに業務内容にはボリュームがあり、そこがやりがいに繋がっている部分もあります。
しかしテクノ経営の働き方は個人の裁量に任されている部分が大きいので、時間の使い方の自由度が高いのが特徴だと思っています。
しっかり自分自身でスケジューリングができれば、十分、週末に休みを満喫できます。現に私も週末は子供たちと遊ぶ時間にしています。
企業の業務改善をご支援するコンサルタントの仕事で大切なのは、ある程度柔軟性をもった考え方ができることです。人と関わり、会社や仕事の在り方を改善していく以上、いろいろな方の考えや思い、出来事に触れます。そういったときにあまり細かなところにこだわり過ぎると問題を難しくしてしまいがちです。
コンサルタントが業務改善をご支援する際に必要なのは、柔軟な考えで現場の方々とコミュニケーションをとり、それによって人を動かす力を発揮すること。
そう考えると、ある程度ラフに物事を考えられ、注力すべきところを見極められる人が、この仕事に向いていると思います。
テクノ経営が得意とする製造業の業務改善のご支援は、現場を重視するという特徴はありますが、現場を変える=企業を変えることにほかなりません。現場だけではなく、その企業にとって欠かせないコンサルタントになりたいと思っています。
もうひとつ目標にしていることは、コンサルティングの技術だけではなく、日本経済の趨勢や時勢を見据えながらご支援ができるコンサルタントになりたいと思っています。
テクノ経営は、海外企業を含め、製造業を対象としたコンサルティングで多くの実績を保有しています。そのため、さまざまなクライアントのさまざまな案件があります。いろいろな業種のご支援を通じて知見を深め、そして経験を積み、自分を高めたい人には最高の環境だと思います。
自分自身の可能性を信じて、さらなる成長を求める人にこそ、エントリーを考えていただければと思っております。
コンサルタント
鳥取 一博TOTTORI KAZUHIRO
人が変わっていく”変化”を見ていると手掛けた仕事に意味があったと実現できます
前職までにハードディスクや携帯電話の電子部品の加工にずっと携わりました。製造現場はもちろん、現場管理、管理会計、さらに工場移転や海外拠点のPMも経験しました。
モノづくりに対する情熱が高まるとともに、もっとこの世界を追求したいと思うようになりました。
私の場合はコンサルタントになりたいというよりも、これまでの経験を活かし自分のやってみたいことを考えたら、コンサルタントという仕事にたどり着いたということですね。
コンサルティングにより人が変わっていく”変化”を見ていると、自分の手がけた仕事に意味があったと実感できますね。劇的な改善成果や数値の動きより、日々、一緒に働く中で感じる変化こそいちばんのモチベーション。努力は必要ですが、それを重ねることで不安が払拭されるので自分のためでもありますね。
さらに自らを高め続けたいと思いますし、そういうフィールドがあることをありがたく感じています。
コンサルタント
伴 浩和BAN HIROKAZU
お客様目線で取り組む姿勢があれば、
個人のスキルは大きな問題ではありません
必ずしも自分の出身製造業界でのコンサルティングばかりではありません。しかし未経験のフィールドは不安よりも期待値が上です。モノづくりへ真剣に向き合い、お客様目線で取り組む姿勢があれば、個人のスキルは大きな問題ではないと考えています。コンサルティング開始当初は「忙しくてそんな暇はない」とお話しされていた方が、少しづつ活動にのぞむようになり、さらには率先して積極的に取り組むようになるなど、お客様従業員の行動や発言が変わると、コンサルタントのやりがいは大きいですね。
前職では長年コイルや鋼板関連を手がける鉄鋼業界で製造ラインの管理や技術開発、品質保証管理など幅広く経験しました。業務内容も待遇も不満があるものではありませんでしたが、将来を見据え自らの次のステップアップを考えた時、新しい場所、違う場所でチャレンジすることがこれからの励みになると思い始めました。常に新しい環境へ挑む「コンサルタント」という職種は心に響きました。
コンサルタント
本田 和樹HONDA KAZUKI
海外での支援は、まず国への理解や人々への尊敬を大事にする。
医療機器部品メーカーの海外工場にて射出成形や組立ライン工程の製造、品質管理、品質保証まで幅広く現場管理に従事していました。もっと様々な業界で適用するモノづくりの“真理”を追究することに関心を持ち、コンサルタントを目指しました。
海外でのコンセルティングの場合、当然ながら国が違えば言葉も、文化も、教育も、宗教も違います。そこには日本国内での地域差とは比較にならないほどの違いがあります。そのため日本と海外では、コンサルティングの内容というよりはその国の人々への接し方や目的達成に向けたアプローチの方法を変える必要があると感じます。
当然ですが、その国の理解や、人々への尊敬は絶対忘れてはならないと考えていいます。
将来は本気で勉強を欲している海外のローカル人材に対して、改善知識の教育機会を与えたいと思い、それが可能であるテクノ経営にて自己研鑽の日々をすごしています。
テクノ経営には経験豊富でエネルギッシュな先輩たちが大勢おります。体力的・精神的に大変な時もありますが、”もっともっと成長したい”と願っている方には魅力的な会社だと思います。
コンサルタント
井原 昌志IHARA SHOUJI
シンプルな対話から始める、コンサルティングとはそういうもの。
東証一部上場の電子部品メーカーで生産技術・製造現場を経験しました。さらに総務や改善推進室まで、あらゆる仕事に携わりました。
改善推進室ではリーダーも務め、改善活動の面白さをもっと追求したいと思うようになりました。
製造業コンサルタントはあらゆる製造業の顧客と向き合う、変化も刺激も多い仕事と考え企業研究を続け、テクノ経営総合研究所なら自らを大きく成長できると考え入社しました。
現在、自らの成長を実感する日々をすごしています。
コンサルタント未経験でも大丈夫だろうか?最初は誰もが不安に感じると思います。私を含めテクノ経営総合研究所のコンサルタントは、ほぼ全員がコンサルタント未経験で入社しています。実際、前職での経験が大いに役立ちますし、それだけでなく、日々の勉強も欠かせませんが、コンサルティングは人の潜在能力をうまく引き出せるかどうかにかかっているとも思います。論理性はもちろん必要ですが、まずはシンプルな対話を意識することでお客様と心通わせることが大事ですね。
初めてのコンサルティング先のお客様から、心のこもった「ありがとうございました」の一言をいただいた時、入社前の不安が払拭されたことを良く覚えています。